中央消防署豊里分署と周辺散策
こんにちは。
筑波大学芸術専門学群二年の大竹彩乃です。
今回中心として紹介する場所は、茨城県つくば市上郷に位置する、中央消防署豊里分署です。
消防署は、地域における火災の予防や警戒、鎮圧、救急だけでなく、そのほかの災害の予防、排除、災害によってもたらされた被害の軽減のため第一線に立つ、大変重要な施設です。
上郷郵便局の記事同様、周辺散策で発見した面白いものも紹介していきたいと思います!
〈写真1 2019/11/27 中央消防署豊里分署〉
中央消防署豊里分署の外観です。
茨木県道24号土浦境線という道路に面し、どっしりと構えています。茨木県道24号土浦境線は大きな道路で車の数も多いので、地元の人に与える安心感も大きいのではないでしょうか。いつでもまちの人たちを見守っていてくれる雰囲気があります!
〈写真2 2019/11/27 中央消防署豊里分署前看板〉
瓦屋根付きの豪華な標語看板も特徴的ですね。かなり大きいのでさらにインパクトがあります!
さて、ここからは周辺のちょっとしたものを紹介していきたいと思います!
〈写真3 2019/11/27 県道133号 標識〉
消防署前面の道路を挟んだ反対側には、茨木県道24号土浦境線と交わる茨城県道133号赤浜谷田部線の表示。しっかりと「ここはつくば市上郷」と書かれています。
私自身、地名がしっかりと刻まれた道路標識を認識したことがなかったので、少し感動してしまいました。
そしてその近くには、
〈写真4 2019/11/27 謎の石1〉
何やら大きな石のようなものが・・・。
もう少し近くに寄ってみましょう。
〈写真5 2019/11/27 謎の石2〉
すると、謎の大きな石には文字が刻まれていることがわかります!「馬頭観音」のような文字がうっすらと読み取れます。
これはいったいなんなのでしょうか?
この石は、道祖神と呼ばれる、路傍の神様です。
集落の境目、村の境目や中心、三叉路に置かれていることが多いとのことですが、ここはまさに、茨城県道133号赤浜谷田部線三叉路に存在していました。
村の守り神や子孫繁栄のため、近世では旅や交通の安全を祈願する神様として信仰されています。
様々な施設と同じように、このような道祖神は、今も上郷の人々の生活を守ってくれているのかもしれません。
いかがだったでしょうか?
中央消防署豊里分署の近辺には他にも道路を示す石が置かれていたり、広大なキャベツ畑があったりと見どころがたくさんありました。
<写真6 2019/11/27 道路境の石>
みなさんも機会があったらぜひ散策&石探しをしてみてください!
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