小貝川と三日月湖ー吉野公園付近ー
みなさまこんにちは、筑波大芸術専門学群4年の染谷美也子です。私は上郷の中の、小貝川との関連性のある場所を拾い集めていくような記事を書いています!
今回は小貝川と三日月湖について。現在の小貝川の周辺には、時々三日月湖をみることができます。その中で、三日月湖の中に民家がたくさんある場所を見つけました。水に囲まれた不思議な景観をご覧ください。
①三日月湖に囲まれた集落
(写真1 2019年12月8日筆者撮影)
こちらが三日月湖に囲まれた部分に位置する集落の写真です。この写真は小貝川の方向からみた景色です。集落は三日月湖に囲まれていますが、小貝川の堤防と陸続きになっています。
(写真2 2019年12月8日筆者撮影)
吉野公園入り口から三日月湖を眺めます。渡橋は集落と繋がっています。「吉野公園」とは釣り場のできる水場公園であり、釣りを楽しむ人が訪れる場所です。この橋の脇の左右に、釣り場である別の橋がかかっています。
(写真3 2019年12月8日筆者撮影)
こちらの橋が釣り場になっていて、釣り人の居場所になっています。筆者が撮影した時間帯は、吉野公園の閉園時間だったので、釣り人が帰るところしかみられませんでしたが、みなさん獲物だと思われる中身の入ったクーラーボックスを持ち帰っていて、釣りを楽しんでいたことが感じられました。
(写真4 2019年12月8日筆者撮影)
釣り場からは、集落のいえたちが見えます。この日のお天気が雲ひとつなかったこと、三日月湖の水が穏やかであることから、いえたちが水面に鏡のように写っています。穏やかな時間が流れていました。
(写真5 2019年12月8日筆者撮影)
集落の中を少しお散歩してみました。三日月湖と家の間の領域は畑やビニールハウスになっていて、釣り場と集落の家との間に、三日月湖という水のレイヤーと畑という地面のレイヤーがあることがわかりました。集落の外側に公園がある、公園の中に集落がある、この景観は、このレイヤーによって程よい距離感が保たれているのかもしれません。
釣りを楽しみたい人も、水場空間をお散歩してみたい人も、こちらの吉野公園と集落へ行かれてみてはいかがでしょうか。
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