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執筆者の写真今村 翔太

ラジコンの聖地「谷田部アリーナ」前編

更新日:2020年1月21日


こんにちは。筑波大学情報科学類の今村翔太です。



これからご紹介するのは、つくば市谷田部地区にある、谷田部アリーナ。ここは、ラジコンカーのサーキット場として国内では最大の規模を誇る、世界でも屈指の電動ラジコン専用のサーキット場です。



スタッフの人によると、ここ谷田部アリーナには、平日でもつくば市や茨城県はもちろんのこと関東圏から広くラジコン好きが集まってきて、週末に開かれる大会に向けて腕を磨いているといいます。さらには、ラジコンの全国大会が開かれている週末になると、関東一円はおろか、北は北海道、南は沖縄、果ては海外まで、日本中、世界中からラジコンマニアが押し寄せてくる、言わば、ラジコンカー好きにとっての聖地のような場所が、谷田部アリーナだそうです。

谷田部アリーナには合計7つのサーキットコースがあります。その中でも大きな3つのグランプリコースについて簡単に紹介していきます。



会場に入ると、まず目に入ってくるのが、ドリフトグランプリコース。このコースは、他のサーキットコースに比べると、比較的、初心者でもイベントに参加できるのが特徴だそうです。ラジコンカーが広々とした空間を駆け抜けていきます。

また、このコースではラジコンカーの国際的な協会である、IFMARによる世界初のドリフト競技のW杯が開催されたこともあるそうです。





仕切り扉を超えた先にはオンロードグランプリコースがあります。この屋内型のサーキットコースは、カーペット敷きのコースとしては世界最大級だそうです。全日本選手権をはじめ海外招待選手も参加するビッグレースを数多く開催してきていて、2000年には世界選手権を開催した実績もあります。

サーキットでは、他のサーキットコースで走っているラジコンカーよりもはるかに速い速度で、一瞬でラジコンカーがコースを駆け抜けていきます。見失いそうになるような速度です。ぜひ、このコースで走る、信じられない速さのラジコンカーを実際に目にしてみて欲しいと思います。



谷田部アリーナには、建物の外にも大型のテント内があり、土路面の起伏を模した高低差のついたオフロードグランプリコースもあります。このコースでは、世界選手権、全日本選手権など多くのレースイベントを開催してきていて、世界的にも評価の高いラジコンカーコースです。

このコースでは、ラジコンカーに比べて遥かに高い起伏のついたコースをラジコンカーが力強い推進力で乗り越えつつ、走行している様子を見ることができちゃいます。起伏を超えて、高く跳ねるラジコンカーの姿も見物。中には、勢い余って、ひっくり返ってしまうラジコンカーも多く、オフロードコースの難しさが伺われます。


『ラジコンの聖地「谷田部アリーナ」後編』では、さらに詳しく谷田部アリーナについてとその周辺スポットについても紹介していきます。

どうぞ、あわせてご覧ください

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