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執筆者の写真熊谷兼人

清水屋でほっこりランチ

はじめまして,筑波大学理工学群社会工学類の熊谷兼人です。


つくば市谷田部にある中華清水屋に行ってみました。駐車場は店の反対側にあり、初見で見つけるには難しい。店主のかたに聞いてようやくわかりました。

外観は昭和を感じるノスタルジックな雰囲気。隣接している建物の屋根勾配が急でびっくり。もしかするともともと茅葺の屋根だったのかもしれないと思いながら店内に。

のれんをくぐって店内に入ると、そこは適度に古くおばあちゃんの家を思い出すような懐かしい雰囲気になっていました。席はテーブル1席、座敷2席がありました。壁に貼っているメニューは何とも味があります。

席に着くと、店主のおばあちゃんが水を持ってきてくれました。一人で切り盛りしているらしく時間がかかってしまうことも。しかしとてもフレンドリーでいろいろ話しかけてくれます。お話を聞くと、店はなんと50年も前からやっており、麺類は15年前から始めたそうです。そして、私が気になっていた隣の建物の屋根はやはり茅葺だったそうです。今は、維持費等の関係から板金屋のご主人が張りなおしたトタン屋根にかえたそうです。歴史が詰まっていてほっこりしました。

肝心なメニューは麺類から定食まで様々。

値段が細かいのは税込み価格だからだそうです。はつくば市でもこの店でしか食べられないもやしあんかけメンや、名前が気になるオロチョンメンとシンプルなラーメンで迷いましたが、今回はラーメンと餃子を注文。

外観や内装を裏切らない、シンプルで懐かしい王道のラーメン。

スープは醤油の香りが優しく、おいしいです。面はオーソドックスな中華麺でした。結局昔ながらのラーメンではシンプルな麺にかなうものはない気がします。具はバラ巻チャーシュー・メンマ・板のり・ほうれん草、後で入れ忘れたとネギもくれました。

こういうミスも楽しくなってしまうアットホームなお店です。

続いて餃子。

餃子の皮はもちもちしていて、具も多く入っていました。具はシンプルな挽肉と野菜でしたがニンニクの香りが強くパンチがある餃子でした。


昔ながらの下町人情が、まるでタイムスリップをしたかのような不思議な体験をさせてくれる素敵なお店でした。

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