top of page
印居蘭丸

高見原の古地図 隠れている存在?

こんにちは。芸術専門学群2年の印居蘭丸です。

今回は、つくば市高見原でインタビューを行いました。そして、今回のインタビュー対象はこの高見原の地に古くからある地図です。今は使われてない地図ですが、地域住民にとってどんな存在なのでしょうか。


趣があるバス停から覗いたら、壁にぴっしりと張り付いている地図がありました。そうです、これが今回のインタビュー対象です。この距離からでも地図だとはわかりますが内容はよく見えませんでした。だいぶ、壁になじみすぎて一体化してるといっても過言ではありません。近づいてみてみましょう。


こちらが目の前で撮った地図です。周りの枠は緑で塗られており、文字や道は油性ペンで書かれて手作り感満載でしたが、とても見やすい字で書かれていました。店もすべて長方形で囲われているため見やすい作りになっていると思います。しかし、ご覧の通り地図の右下には牛久駅が書かれています。そうです、実はこの地図、高見原全体を示しているのではなく地図がある位置から牛久駅までの道のりを表す存在のようでした。なら、バス停の目の前にあることだし、ここ周辺を回っているバスの道順を表した地図であることに気づきました。


それなら辻褄があう!そう思った私は地図の道順どおりに歩いて散策してみました。

しかし、現実は違いました。地図の左上にあるKUMONの目の前のバス停がありませんでした。バスの運行に必要不可欠なバス停がなければ元も子もありません。周りを見渡してみると、100m先に移動しているじゃありませんか。これでは先程の仮説が立証できない。ということで、もう一度地図があった場所に戻り観察しなおすことにしました。


よく見てみると、なんと!地図の裏に似たような板がもう一枚ありました。そうです、これが今回の謎であった過去の地図です。この地図は業者が作成した物のため勝手にはがして見るなどといったことはできませんでしたが、協力してくださった地域住民の方によると、もしかしたら昔は高見原のメイン通りを写していた地図なのではないだろうか。そんなご意見をいただきました。ではなぜ、牛久までの地図に変わってしまったのか。謎に包まれたままだと、インタビューの意味がないためこの地図に記載されているお店に実際に伺ってみました。しかし、地図が古すぎてすでにないところや日曜日の昼だったこともあり人がいないなど問題が重なり結局インタビューは数人ほどしかできませんでした。


これがそのときのインタビュー内容です。

私「すみません、今高見原のバス停前にある地図についてインタビューしているのですが何かご存知でしょうか?」

A「そうですね、存在は知っていますがそれまでですね。」

B「だいぶ昔からあるんじゃないですか?20年以上前からとか、今は使われてないよね」

私「ありがとうございました。」


このように、高見原に住んでいる地域住民の方でさえも存在は知っているがいつからできたのか、どのように使われているのかまでは知らない状況でした。


そんなこんなで、インタビューは終わり高見原でランチをすることにしました。そして、今回お邪魔したのがCafe&restaurant Bastileバスティーユです。Google mapで4.3ととても評価の高いお店でした!

今回は、食事の写真は載せていませんが私はカレーを頼んでデザートにはモンブランをいただきました。とても上品かつ丁寧な味わいで心休まる料理店・お店でした。もし、高見原や牛久駅に行く用事がある方は是非寄ってみてください。駐車場もあるため車で来やすいと思います。また、ランチタイムは少し混雑するため余裕を持って訪れることをおすすめします。

0件のコメント

Comments


bottom of page